根深いパワハラ問題

介護業界は介護スタッフに絞っても給料の安さや仕事の過酷さなど多くの問題を抱えている。しかしそれらの多くは転職で解決できる。介護業界は施設により待遇が大きく異るからだ。良い職場に転職できれば安心して長く働けるだろう。良い環境を掴み取るための転職のコツはおすすめサイトを参考にしてほしい。

しかし転職により解決できても、介護スタッフの心に大きな傷を残してしまう問題もある。パワハラ問題だ。職場内でのパワハラはもちろん、要介護者やその家族からのパワハラも少なくない。業界全体で指針となる様な具体的な対策がないためか、パワハラを受けた本人が我慢するだけといった場合も多く、問題の根は深いと言える。

早急に体制を整えることが大切だが、業界内に余裕がないこともあり、対応は後手に回っている感が否めない。第三者機関を設置し、職場以外にパワハラを訴えられる場を設けることや、必ず二人以上で介護を行うなど、要介護者から介護スタッフを守る仕組みを整えることが大切だ。

またパラハラを防ぐためにも人手不足を解消することも重要である。高齢化により需要はどんどん増えていっているが、それに供給が間に合っていないのが現状になっており、介護スタッフが不足している。それにより一人一人が抱える仕事の量も増え、忙しさで一つ一つの仕事が雑になれば、要介護者やその家族から不満は出やすくなるだろう。

また、仕事が一向に終わらず、休憩もとれないようであれば、当然、他者を気遣う精神的な余裕も生まれはしない。そして、仕事が辛くなれば、離職者が増える。人材不足を恐れる余り、強硬な手段で離職を思いとどまらせようとすれば、パワハラになるのは間違いない。全てが悪循環とも言えるので、早急に手を打つことが必要だ。

離職率を抑え、人手不足を解消するにはより良い職場に変えていくしかない。たとえば給料を上げたり待遇面を整えたりすることが挙げられるが、それらを個々の職場に任せるのではなく、業界全体で取り組むことが急務と言える。